落水荘です。
人が写りこまない建物の写真が撮れるのは朝いちばんのツアーの特権です
※このあと、次々にツアーが開始するので、前の時間の人が確実にテラスに居たり
リビングに居たりで絶対に写真に写りこんできます。
わたしが建築を学び始めて、まだあの建築家が~とか、あの建物が~、とか
全然わからなかった頃、学校で使っていた教科書(三大巨匠特集のカーサブルータス)で
ミース、コルビジェ、ライトの様々な建物が紹介されるなか
1番衝撃を受けたのが、この「落水荘」でした。
遠い、どこか幻のような建物が
目の前にあるという状況に、とても緊張しました。
とってもたくさん写真を撮りましたが一部、ご紹介です。
アプローチ
キッチン ※ モノはさわったらダメですよ。ちゃんと手は浮かせてますよ!(笑)
ガラスが壁にドンっと。
ここから川へ降りていけます。
リビング、ダイニング。
自分のお気に入りの場所を見つけたくなります。
手摺と、庇のスケール感
気持ちの良い洗面スペース
普通なら、テーブルの天板の上と下にわけて、下はFIXにしてしまいそうな・・窓
コーナー部分もおもしろいです。
階段、個室。コンパクトなところは本当にコンパクト
ゲストルーム(はなれ)に続く屋根に驚きです。
片側のわずかなサポートだけで支持されています。
その先、ゲストルームです。
すごく居心地の良い空間
たくさんの驚きと、感動と
あと、最後までやっぱり夢見心地なツアーでした。
さいごに
これぞ、落水荘なビューポイント。
紅葉が少し残っていて美しい景色が見られました。
遠かったけど、行ってよかった!
いま写真で見返しても、不思議な感覚です。
さて、落水荘の近くにライトが設計を手掛けた住宅が他にもあります。
( nakamoto )