その1からだいぶ時間がたってしまいましたが、
大阪・神戸・淡路 建築視察研修の様子を綴っていきます。
1日目、2件目は「大阪木材仲買会館」に訪れました。
この建物は、日本で初めての木造オフィスビルであり、竣工からちょうど10年を迎えるタイミングで、
経年を含めた視察ができてとてもよかったです。
さすがに雨ざらしとなる手摺の木材部分には劣化がみられましたが、
伸ばした軒・ベランダによって、外壁は非常にきれいな状態を保っていました。
さらに、設計・施工をされた竹中工務店さんの設計担当の方から直にレクチャーを受けることができたことは、
建築木質化の波は沖縄でも進んでいくかもしれないことを考えると、個人の訪問ではなかなかできない良い経験となりました。