研修 -OIST見学-

  • 2017.08.21
  • blog

 

 

 

スタッフみんなで建物見学。

「沖縄科学技術大学院大学」通称、OISTへ行ってきました。

 

 

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正面入口前

 

個人的には、2度目の見学

前に来た時は自由見学で、見れる場所だけをザッ~と見学しましたが、

今回はガイドさんに案内してもらうツアーに参加し

学校の仕組みや、研究内容、学生のスクールライフについても教えてもらいながらの

見学でおもしろかったです。

 

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と、いうわけで

真玉橋設計スタッフ陣、ガイドさんに連れられいざツアースタートです。

 

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研究棟へ行くためには必ずこのトンネルを通っていかなければいけません。

ギャラリーのような空間になっており、

研究について、学校についての様々な展示が行われています。

 

壁面のパネルもまっすぐではなく

少しずつ角度をつけて設置することで奥のほうがどうなっているのか・・・

期待を膨らませるような空間となるように設計されたそうです。

 

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進んだ先に全体の模型があったので

まずは全体の説明を受けます。

 

恩納村の自然豊かな場所に建てられたこの大学は

建設前に生態環境の調査が行われ、生き物の住処となるような場所などは

出来る限りのこすように設計が進められたそうで、現在3棟の研究棟があります。

(ちなみに現在、4つ目の研究棟を建設中)

 

2012年より第一期生が入学し今年、はじめての「卒業式」が行われるそう。。

ちなみに、学生は現在134名、先生は59名在籍しているそうで

先生1人につき生徒2~3名というとてもとても少人数制のシステムを採用しているらしいです

 

50カ国以上から学生や職員が集まり、研究はすべて英語。

見学中もいたる所で英語が飛び交っていました。

 

なんでしょう、沖縄で

こんな場所があって日々、様々な研究がなされているってすごいなあ・・と

 

さてさて、普段はお目にかかることのないような

ロボットがお仕事をしていたり、研究が行われていたり

(当たり前ですが、何をどうしているのかはサッパリわかりませんでしたが)

 

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研究室や個々のデスクまわりなどの設備や環境も充実したものでしたが

(発表前の研究もあるとのことでそういった場所の写真はNGでしたが、思っていた以上に

色々な場所の見学をさせて頂けましたし、基本的には撮影OKでしたよ~)

 

いろいろな所に写真のような休憩?団らんスペースが設けられていました。

 

OISTでは生徒同士互いの研究分野を活かしユニットを組むことで新たな研究が進められるそうで

どこでも気軽にコミュニケーションやディスカッションが

出来るような・・・うまれるような・・・空間が配置され、それが屋内だったり屋外だったり

少人数で活用できそうな場所だったり、1人で座ってちょうどよさそうなベンチがあったり。。

気分転換にもなりそうな、新たな発想が生まれるような。。

大学の特性を最大限に活かす、豊かな空間が多くみられる建築だなあと感じました。

 

研究室は基本的に広いワンルームを研究内容の異なるユニットが

シェアし、学生同士のコミュニケーションがうまれるように。

先生たちは各研究室に個人のスペースを設けず、

先生たちの個人スペースを集めたエリアが設けられ、こちらも先生方のコミュニケーション、

情報交換が気軽に行われるように、と考えられ配置・設計が行われたそうです。

 

 

 

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研究棟間は渡り廊下でつながっています。

皆の視線の先は

 

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オーシャンビュー!

オレンジ色の屋根が見える場所は職員や学生さんが利用できる賃貸住宅と

学内の関係者の子供たちが通う保育園となっています。

 

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反対側は、また別の渡り廊下。

自然にかこまれた研究施設ということが一目でおわかりいただけるかと思います

 

 

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たくさんたくさん写真も撮影させてもらえて勉強になりました

 

キャンパス見学は今回わたしたちが参加させていただいた

ガイドさんによるツアーが毎週、月・水・金(要予約)のほか

土曜日には学生さんによるツアーも行われているそうです。

学生さん・・・どういった方々なのか、こちらのツアーも気になります

 

 

OIST見学のあとは

そのままみんなでランチに行きました。

長くなったのでランチのことは次のブログで紹介したいと思います

 

 

( yamauchi )