ファンズワース邸の見学後、再び約1時間のドライブ。
比較的、住宅街や街中を走った為
フリーウェイと違い、信号だったり標識だったりが沢山で新鮮な気分でのドライブ。
次の目的はシカゴから10マイル(16キロ)程の場所にある「オークパーク」
オークパークにはライトが20代で建てたホーム(自邸)&スタジオ(設計事務所)の他、
ライトが設計した建物が25棟あるライトの美術館のような街です。
そのライトのホーム&スタジオの見学の前に周辺の散策です。
オークパークはまさに「アメリカ映画とかに出てくる閑静な住宅街(私の映画のイメージ)」で、
どのお宅も可愛らしくて、立派で、「塀」がない為歩道を歩いていても開放感があり、
そこから続く庭の手入れも行き届いていて街路樹も多くとてもキレイな所でした。
リス、多めです。
後で調べたらオークパークは高級住宅街らしいですね。
ちょうど、ハロウィンの後でどの家もハロウィンの飾りつけを楽しんでいました。
(庭から足が生えてたり、1階から2階にかけての大きな蜘蛛の巣があったり
お化けがいたりとさすが、アメリカ。見ていて楽しかったです)
こちらは、ハロウィン仕様の生首・・・ではなく
Austin Gdns(頂いた地図より)という公園の入口にあったライトの像。。。
ここはオークパークの観光案内所でライトに関するお土産も売ってました。
地図をもらいに入ると、「どこから来たの~」と感じの良いお姉さん(スタッフさん)
ジャパンと答えるとすぐに「よく来たわね~歓迎するわ~」的な事を言われ日本語のパンフレットが出てきました!
そしてわかりやすい英語で丁寧に、どこにどの建物があると教えてくれました。
観光案内所を出て、その通りをまっすぐ進んでいくと見えてくる
ライト設計の「ユニティ・テンプル」
ライトが「わたしの小さな宝石箱」と呼び、愛した建物だそうです。
ただ、ここでも1つ残念なことが。。
この日は日曜で、ユニティテンプルの休館日。
当初、旅行の日程を建てる際にここまでまわる予定がなかったので、、内部は見れず。
建物の周囲をウロウロしてライト自邸へ向かいました。。
さて、こちらがスタジオ側のファサードになります。
建物の前が専用の駐車スペース?になっており、見学客は皆さんそちらに駐車。
敷地内にショップがあり、ここでチケットを購入します。
(私たちは予約して行ったのでチケットと引き換えるだけでした。)
時間になると、このショップの前にある大きなイチョウの木の下に集まってツアー開始です。
自分の見学開始時間までショップ内でお土産を見ていると
朝に同じグループでファンズワース邸を見学した青年3人に会いました。
この3人はニューヨークからきた建築を学んでいる?学生さんらしく。。
やはり、みんな行くとこ見るとこ一緒なんですね。
スタジオ(事務所)の入口
ホーム(自邸)側
装飾やステンドガラスが印象的で
天井の低い廊下から天井の高い室内(子供たちのプレイルームや、製図室)に
入った時の開放感や明るさ、心地よさ。椅子や照明のデザイン。日本との繋がりが感じられる箇所もあり、
何より・・22歳で設計した建物であることに驚きました。
オークパーク。時間がとれず半日で駆け足で見学しましたが
本当にちょっと歩けば、すぐライト建築の贅沢(?)な場所でした。
さて、次は「シカゴ」です。
( yamauchi )